ナプキンが1時間もたないほど経血量が多い、経血のなかにレバーのような血のかたまりがある、などの症状がある場合は「過多月経」がうたがわれます。 過多月経になると経血量が多くなるため「鉄欠乏性貧血」をともなうことが多く、 めまいや立ちくらみ、疲れやすいなどの症状があらわれます。
生理 量が多い どうする?
吸水量が多い夜用のナプキンや、ズレないように設計されたナプキンを選ぼう。 吸水ショーツやショーツ型ナプキンといった、容量のある履くタイプの生理用品やサニタリーグッズを使ってみるのもアリ。
生理止まらないとどうなる?
生理が止まらないのを放置すると… 子宮や卵巣の疾患を見逃してしまい、症状が悪化したり、妊娠が困難になったりする可能性があります。 ガン化する恐れもあります。 過多月経や過長月経の場合は、貧血を併発しやすく、日常生活に悪影響を及ぼす可能性があります。
生理過多の症状は?
また、経血にレバーのような大きな血のかたまりが混ざることも、月経過多の特徴的な症状です。 以前よりも経血量が増え、月経期間も長びいているようであれば、一度婦人科で相談しましょう。 もし、普段から立ちくらみやめまいがあり、動悸や息切れをおこしやすく、疲れやすい、カラダがだるいなどの症状があれば貧血が疑われます。
過多出血の原因は?
「過多月経」の主な原因には、①婦人科器質性疾患、②婦人科機能性疾患、及び③内科的疾患があります。 婦人科器質性疾患としては、子宮筋腫、子宮腺筋症、子宮内膜ポリープなどの良性疾患が代表的で、30代の性成熟期に好発します。 また、50代以降では子宮体がんの可能性もあり、除外診断が大切です。