筋腫は女性ホルモンの影響を受けて増大するため、初経前の幼児期や学童期に問題になることはありません。 また、閉経して女性ホルモンが出なくなるに従い、筋腫も縮小するため、閉経後は筋腫があっても縮小しており、問題になることは稀です。
閉経後に子宮筋腫はどうなる?
閉経を迎えると、エストロゲンという卵巣ホルモンが減少していきますので、子宮筋腫は自然と縮小し、それに伴う症状は軽減していきます。 このため閉経後は、動脈塞栓術を含め、子宮筋腫に対する治療は一般に必要ありません。
子宮筋腫 小さくなる なぜ?
子宮筋腫は卵巣ホルモン(エストロゲン・プロゲステロン)の影響によって成長します。 したがって、閉経後は、卵巣ホルモンの分泌がなくなるため、子宮筋腫の成長もストップし、小さくなっていくことが多いのですが、そのままの大きさを保つこともあります。
子宮筋腫 いつ小さくなる?
子宮筋腫は、思春期のころ子宮に筋腫核という小さな芽ができ、エストロゲンの影響でしだいに大きく なります。 成長速度は人によりまちまちで短期間で大きくなったり、2030年たってもあまり大きくならない人も います。 そして、エストロゲンの働きが低下する閉経期にだんだん小さくなっていきます。
子宮筋腫は小さくなりますか?
筋腫は女性ホルモンによって大きくなります。 逆に閉経後には徐々に小さくなりますが消失することはありません。 複数個できることが多く、数や大きさはさまざまで手術で40-50個の摘出に及ぶ場合もあります。