子宮がん手術後から尿意がなく残尿感が消えず、治療も不安な60代に泌尿器科医の加藤久美子先生と産婦人科医の中田真木先生がアドバイス。[尿もれ相談 尿もれケアナビ .
排尿障害 いつまで?
排尿障害は術後半年頃までには回復が期待できるといわれていますが、長期間持続する場合もあります。 排尿障害がある場合は、腹圧で排尿を促すために腹筋訓練を行うことがあります。
子宮頸がん 排尿障害 なぜ?
婦人科がん術後の排尿障害は、子宮頸がんなどに行われる広汎子宮全摘出術後に起こります。 この術式は、がんが浸潤しやすい靭帯(基靭帯、直腸腟靭帯・膀胱子宮靭帯)まで広範囲に切除するため、膀胱や直腸の動きを調節している骨盤神経叢にダメージが加わり、排尿障害の原因となります。
排尿障害 術後何日?
術後の排尿障害が軽度である場合は、一時的に治療や対策が必要でも、一般的には手術後、半年程度で機能が回復してくることを説明する。
術後 排尿障害 いつから?
術後、排尿障害が見られたとき、回復までの期間は、1ヶ月以内、数ヶ月、1年以上とさまざまです。 手術後、残尿量を測定し、膀胱内に一定以上の量が残っていれば、膀胱訓練や、管を使って排尿する方法などの指導があります。 排尿は、半ば習慣化した行為であり、言い出しにくい内容でもあります。