子宮頸がんは、子宮の入り口の子宮頸部と呼ばれる部分から発生します。 子宮の入り口付近に発生することが多いので、婦人科の診察で観察や検査がしやすく、発見されやすいがんです。
子宮頚がん どのようになる?
人間の免疫力によって多くの場合、ウイルスは体から自然に排除されます。 しかし、排除されずウイルスが子宮頸部に残り、長い間感染が続いた場合には、その部分の細胞が少しずつがん細胞へと進行してき、子宮頸がんとなります。
子宮頸がんの発生場所は?
子宮頸部の入り口である外子宮口のあたりに発生する事が最も多いがんです。 通常、子宮頸がんは一定の時間をかけてゆっくりと増殖します。 がんが発見される前の段階として、子宮頸部の組織にがんに進行する可能性がある細胞が増えていきます。 これを異形成と呼びます。
子宮頸がん どんな血?
子宮頸がんの場合は、初期のがんでは無症状か、微量の不正出血、ことに性交時の接触出血が殆ど唯一の症状で、帯下などは普段とあまり変わりありません。 中等度まで進行すると、不正出血の量も回数も増加し、接触出血のほかに特別の理由がなくても出血を繰り返すようになります。
子宮頸がんの転移しやすい場所は?
子宮頸がんで多くみられるのは肺、脳、傍大動脈リンパ節(骨盤より上の大動脈まわりのリンパ節)、骨への転移です。