症状 子宮体がんの患者の90%に不正性器出血がみられます。 出血は褐色の帯下(おりもの)だけの場合もあるので注意が必要です。 不正性器出血が長く続く場合や、閉経後に出血がみられる場合などは婦人科で診てもらうことが重要です。
子宮体がん どんな人がなる?
女性ホルモンバランスがくずれやすい閉経前後の50~60歳代の女性に加え、40歳代の女性でも月経不順、妊娠・出産経験が少ない、肥満などにより、子宮体がんを発症する人が増えています。
子宮体癌 どんな検査?
子宮体がんの疑いがある場合は、子宮内膜の細胞の病理検査・病理診断や、内診・直腸診を行い、がんがあるかどうかを確認します。 がんの位置や、がんがどこまで広がっているかを調べるためには、子宮鏡検査や画像検査を行います。
子宮体がんの検査はどれくらい痛いの?
検診自体は数分で終わりますし、リラックスしていれば、痛みはほとんどありません。 子宮体がんの検査は、不正出血があったり、経膣超音波検査で異常がみられた際には特に必要となります。 もちろん何も症状がなくても受けることは可能です。 検査前に相談してどの検査を行うか決めましょう。
子宮体がん検診 いつから?
子宮体がん検査は、おおむね閉経前後の方にお勧めします。 子宮頸がん検査と異なり子宮体がん検査には痛みを伴うため、生理が順調にきているご年齢で不正出血のない方には子宮体がん検査が必ずしも必要とは言えません。 ただし、不正出血のある方や経腟超音波の所見によっては、年齢を問わず検査が必要と判断されるケースがあります。