毎日の散歩やウォーキングなどの定期的な運動は、生活のリズムができるため、自律神経を整えることにとても効果的です。 ストレッチやヨガは自律神経を整えてくれますが、場所も取らず自宅でもできるなど、自分のペースで実践しやすいため、ぜひ取り入れてみましょう。
自律神経の乱れを放っておくとどうなるか?
そのため、自律神経失調症になると「疲れやすい」「肩こり」「めまい」「冷え」「頭痛」「便秘」「下痢」「生理不順」「発汗」などの肉体的症状があらわれます。 何となく体調がすぐれないから始まり、放置しておくとどんどん悪化して仕事や家事ができない状態になってしまうこともあります。
自律神経の乱れはどうやって判断するの?
症状チェック1よく頭痛やめまい、立ちくらみ、耳鳴りなどになる2胸が苦しくなったり息苦しくなったりする3動悸がしたり、汗がたくさん出る4便秘や下痢、腹痛などが起こりやすい5手や足が痺れたり、震えたりすることが多い6胸やけや胃もたれなどがある7好きな食べ物に対しても食欲がわかない8肩こりや腰痛などで悩んでいる
自律神経の乱れって何?
人間関係や仕事での悩み、不安、強いプレッシャーといったストレスが原因で、交感神経系が優位な時間帯が長い状態が続くことがあります。 そして、交感神経と副交感神経とのバランスが崩れ、自律神経が乱れてしまいます。
自律神経失調症の治療方法は?
身体面からの治療は、不快な症状を取り除くための「薬物療法」が中心になります。 自律神経の働きをととのえる薬や、抑うつ状態や不安、不眠を解消する薬などが用いられます。 一方、精神面からの治療は、患者さんの不安や緊張をやわらげたり、ストレス耐性を高めたりする「心理療法」が行われます。