自律神経は末梢神経のひとつで、全身のほとんどの器官を支配しています。 運動・感覚神経とは違い、大脳からの意識的な命令から独立して働いているので、内臓や器官を本人の意志で自由に動かすことはできません。 無意識に呼吸をしたり、食べ物を消化したり、心臓が休みなく動いているのは、主としてこの自律神経の働きによるものです。
自律神経 どれ?
「自律神経」には、交感神経と副交感神経の2つがあり、シーソーの様にバランスを取りながら働いています。 脊髄から出ており、興奮や緊張時に優位になります。 脊髄と脳幹から出ており、睡眠時やリラックスしている時に優位になります。 自律神経は、体温、発汗、血圧、呼吸、心拍、胃腸の運動などを無意識に調整しています。
自律神経 何系?
自律神経系【じりつしんけいけい】 脊椎動物の末梢神経系の一つ。 呼吸,循環,消化,吸収,生殖などの植物的機能の調節に働き,運動,知覚など動物的機能を支配する体性神経系と対比される。 大脳の支配から比較的独立して働くと考えられたため,自律神経と名づけられたもの。 不随意神経系,植物神経系とも。
自律神経がみだれると?
体の活動時や昼間に活発になる交感神経と、安静時や夜に活発になる副交感神経があります。 その2つのバランスをそこなうのが「自律神経の乱れ」です。 不規則な生活やストレスによって自律神経の働きが乱れると、体の器官にさまざまな不調が現われます。
自律神経とは何ですか?
副交感神経とは 副交感神経は夜間やリラックスしている際、活発に機能する神経です。 副交感神経の機能としては、血管拡張、血圧降下、心拍数低下、筋肉の弛緩、発汗の抑制などがあります。 男性は30歳以降、女性は40歳以降で副交感神経の働きが低下します。