去勢手術を受けたオス猫は発情しなくなります。 生殖にかかわるストレスから解放され、性的な欲求不満からくるストレスを感じなくなります。 そのため、発情期に起こる「マーキング」「叫び声」「他の猫への攻撃」などの問題行動がみられなくなります。
雄猫 去勢しないとどうなる?
避妊・去勢手術をしない猫の場合、発情期を迎えると繁殖本能が強く働き、大きな声で鳴き続けたりイライラしたりします。 オスの場合は、スプレー行動といって、家中のあちこちにおしっこをかける行動も見られます。 これらは、しつけで治るものではないため、発情に伴う困った行動は避妊・去勢手術をしない限りおさまることはありません。
猫 避妊手術後 どうなる?
避妊手術を行うことで発情が起こらなくなるため、発情期に見られる発情行動や、体調の変動はなくなります。 なお、猫は、犬のような生理出血はありません。 避妊手術を行い、卵巣・子宮を摘出することで、それらに生じる生殖器疾患(※)を防ぐことができます。
猫 去勢 性格変化 いつから?
去勢後の猫にみられる変化 猫の性格の形成には、この成長ホルモンが強く影響するため、去勢をすることで仔猫時代の性格をそのまま引き継ぐ傾向が強くなるようです。 諸説ありますが、猫が去勢手術を受けられるようになるのは、生後6ヶ月前後といわれています。
雄猫 去勢 いつまで?
マーキングなどの発情行動を覚えてしまった猫ちゃんは、去勢手術をしてもその行動が抜けない可能性が高くなります。 そのため動物病院では、はじめての発情をむかえる前に、そして体が手術に耐えられる大きさになる生後6か月齢前後を目安に、去勢手術をおすすめすることが多いです。