予防には、じん肺の原因となる粉じんを吸い込まないようにすることが大切です。 粉じんを扱う職業に従事している方で、咳や痰などの症状が気になる方は、呼吸器内科を受診しましょう。 7 июн. 2022 г.
じん肺 って何?
主として小さな土ぼこりや金属の粒などの無機物または鉱物性の粉じんの発 生する環境で仕事をしている方が、その粉じんを長い年月にわたって多量に吸 い込むことで、肺の組織が線維化し、硬くなって弾力性を失ってしまった病気 をじん肺といいます。
じん肺症の原因は?
じん肺は粉じんを吸入することにより肺に線維化という病変が発生する病気の総称で職業病の一つです。 鉱山、石綿を扱う職場、石工、金属の粉末に曝露(ばくろ)される職場などでの粉じんを長期間吸入することにより発症します。 肺に吸入された粉じんは、肺胞マクロファージという細胞によってのみ込まれます。
粉塵を吸うとどうなるのか?
塵肺の症状・所見 粉じんを吸い始めてから発症まで、早くても数年はかかります。 最初は自覚症状がありませんが、痰や咳が出始めるころにはかなり病気が進行し、続いて息切れや呼吸困難となります。 また、肺全体に小さな粒状の影が認められますが、進行すると結節影を形成し肺癌との区別が困難なケースも見受けられるようになります。
じん肺健診 何年ごと?
なお、この場合 じん肺健康診断は3年以内ごとに1回実施します。 それに対し、例外もあります。 じん肺健康診断の結果、管理区分が「2」もしくは「3」となった受診者(有所見者)には、 「肺がんに関する検査」を行うことになっています。