脚のむくみは一般に、立ち仕事の人に多い症状ですが、実はデスクワークの人にもよくみられます。 どちらも同じ姿勢を続けることで、脚の組織液(水分を含む血液、リンパ液など)の循環が悪くなり、細胞のすき間などに水分が停滞するからです。 また疲れがたまったときや、睡眠不足になったときなどにも、脚のむくみが起こりやすくなります。 10 июл. 2008 г.
足が腫れる病気は何ですか?
足のむくみでお悩みの方も多いと思いますが、何らかの病気の症状としてむくみが現れる場合があります。 主な原因疾患として、腎臓病や腎不全、心不全、肝硬変などが挙げられ、下肢静脈瘤やリンパ浮腫により足のむくみが起こることもあります。
下肢浮腫 なぜ?
毛細血管には小さな穴がたくさん開いていて、常に周りの細胞と水や酸素、栄養の交換などやり取りをしています。 ここで例えば心臓のポンプ機能が落ちて血液の流れが悪くなると、足の血管に血液のうっ滞、交通渋滞が起こります。 すると血管の中が血液でパンパンになり、血液中の水分が血管の外、細胞の周りに漏れ出し、これが浮腫となります。
足の甲のむくみは何が原因ですか?
浮腫 ふしゅ (むくみ) 腎不全や低栄養、肝硬変、更年期による女性ホルモンの減少などによる体液量の増加や心不全による循環不全によって血流停滞が生じると、足の甲や手などの末梢部位に水が溜まって浮腫を引き起こすことがあります。 通常、痛みなどは伴わず、 腫 れた部位を指で押すとへこんで元に戻りにくくなることが特徴です。
片足だけむくむのはなぜ?
飛行機などに乗って長時間同じ姿勢でいた後などに足がむくんだ場合、深部静脈血栓症(エコノミー症候群)が疑われます。 重い痛みがあり片足だけがむくむのが特徴です。 足の静脈にできた血栓が、肺や脳などの血管に詰まると命に関わる場合もあるので、すぐに病院を受診しましょう。