長引く五十肩や腰痛も、お腹の冷えからの治療が必要です。 そのような時、必ず治療に加えるツボが「足三里(あしさんり)」です。 このツボは、腹痛、下痢、嘔吐など胃腸の不調、膝痛や足のしびれなど足のトラブル、歯痛、歯槽膿漏などに効くとされています。
足三里は何のツボ?
膝の少し下、向う脛(スネ)のちょっと外側です。 正確には、「膝のお皿の下3寸、脛骨(スネ)の外の筋肉の上」に取ります。
足三里 何系?
足三里穴(「あしのさんりけつ」または「あしさんりけつ」)は、足の陽明胃経に属す45の経穴(つぼ)の一つである。
お灸は何に効くの?
温熱作用 温めるイメージの強いお灸ですが、「温める」だけではない様々な作用があります。 皮膚上への熱刺激が、皮下の筋肉や血管、リンパに影響を与えます。 温熱刺激により、副腎皮質ホルモンが分泌され、白血球が活性化されるほか、炎症や痛みを抑制する効果があります。
手三里 ツボ どこ?
【手三里の場所】 手三里は腕(前腕)の外側にあります。 そのシワの一番外側から、手首側に向かって2寸(指3本)のところに取ります。