痛覚は最も順応しにくい。 痛覚は身体に加えられた刺激や、体内に生じた異常を自覚し、それらの刺激が取り除かれるまで続く。 順応とは、同じ刺激を与え続けることで、感覚の強さが徐々に弱くなる現象をいう。
近くを見るときに弛緩するのはどれか?
近くを見るときには毛様体筋が収縮して、毛様体小帯の緊張がゆるみ弛緩し、つながっている水晶体が自身の弾力によって厚くなる。
順応しやすい感覚はどれか?
視覚は順応しやすく、明るさに慣れる明順応や暗さに慣れる暗順応がある。 嗅覚は順応しやすく、同じにおいをしばらく嗅いでいると、そのにおいを感じなくなってしまう。 味覚は同じ刺激にすぐ慣れてしまうという特徴があり、順応しやすい。
加齢によって最も鈍くなる味覚はどれか?
個人差もありますが、加齢により、「塩味」「甘味」の味覚が低下します。 はっきり表れやすいのは塩味です。
遠くを見るときに弛緩するのはどれか?
私たちがものを見るとき、眼はカメラのレンズのような働きをする水晶体の厚さを調節し、ピントを合わせています。 この調節にかかわっているのが「毛様体筋」という筋肉で、水晶体を引っ張ったり緩めたりしています。 遠くを見るときは、毛様体筋が緩まり、水晶体を薄くしてピントを合わせます。