食べる量は変わらず、運動をしないと取り入れたエネルギーが消費エネルギーを上回って、使われなかったエネルギーは脂肪になってしまいます。 この状態が続くと、脂肪が必要以上に蓄積して肥満になります。 そして、肥満が原因となって糖尿病、高血圧などの生活習慣病になるリスクが高くなります。
ずっと動かないとどうなる?
デスクワークでの座りっぱなしや立ち仕事など、あまり動かない状態が続くと筋肉が固まってしまい、やはり血行が悪くなります。 また、仕事の緊張状態では脳が疲れるためストレスがどんどんたまり、放っておくと効率は下がる一方です。
運動不足になるとどうなるか?
運動不足であると体力や全身持久力が低下し、身体活動量が減少します。 身体活動量の減少はさらに体力や全身持久力の低下、筋力や筋持久力の低下も招きます。 筋力が低下すると立つ、歩くなどの移動能力が低下し、仕事や家事に励む、外出や趣味を楽しむなどの活動機会が減少して生活の質が低下します。
全く運動しないとどうなる?
慢性的な運動不足は血行を悪化させるため、体は老廃物を溜め込みがちに。 その結果、疲労やストレスを感じやすい状態が続きやすくなり、生活習慣病のリスクも高めてしまうのです。
運動不足の障害は?
運動不足は、特に心筋梗塞や狭心症に代表される虚血性心疾患や脳梗塞など、動脈硬化がもとになる病気と強い関連があります。 これは、動脈硬化の原因となる脂質異常症・高血圧・糖尿病などが運動不足と深いかかわりがあるからです。