身体活動量と死亡率などとの関連をみた疫学的研究の結果6)からは、「1日1万歩」の歩数を確保することが理想と考えられる(注)。 日本人の歩数の現状では、1日平均で、男性8,202歩、女性7,282歩であり、1日1万歩以上歩いている者は男性29.2%、女性21.8%である(平成9年度国民栄養調査)。
1日何歩歩けばいいの?
ウォーキングは、病気のリスクを軽減し、心身の健康を増進する。 だが、1日1万歩が目安というのは、歩数計の名称から生まれたものだ。 研究者によると、健康のためには1日7000歩から8000歩が効果的だという。
1日8000歩 なぜ?
東京都健康長寿医療センター研究所が発表した研究結果によると、「1日8,000歩あるき、そのうち20 分は速歩き」することで、高血圧症や糖尿病の予防にも効果が期待されます。
1日にどのくらい歩く?
1日の目標歩数 厚生労働省の健康づくりのための身体活動指針「アクティブガイド」では、成人の方は1日8000歩歩くことを目標としています。 10分歩くと、約1000歩になります。 スマホの歩数計や万歩計を確認する習慣を付けましょう。
なぜ1日1万歩?
「1日1万歩」の根拠としては、身体活動量と死亡率との関連を調査した研究結果 参考2)から、1週間に約2,000kcal(1日約300kcal)以上のエネルギー消費に相当する身体活動が推奨されており、普通のペースで約1,000歩あるいた場合(約10分)の消費カロリーが、おおよそ30kcalとなるので、1日300kcal ...