高齢になると、筋肉を動かす神経のバランスが悪くなって、震えがでやすくなります。 「老人性振戦」といい、頭や両手によく現れます。 自分では気付かないことが多いようです。 悪化はしませんが、気にすれば気にするほど、出やすくなるという特徴があります。
年寄り 手の震え なぜ?
「年のせい」とあきらめず、専門家に相談しましょう 手の震えを年のせいと考えてしまう方は意外と多いのですが、加齢だけが原因ではなく、病気や普段飲んでいる薬の副作用などが考えられます。 もっとも多く見られる本態性振戦の場合、過剰なストレスや緊張が症状を悪化させることもあります。
企図振戦 何科?
受診して相談する科としては、脳神経内科(神経内科)が最も適切です。 本態性振戦の症状として間違いがないかの診察が行われ、必要に応じて脳のMRIや血液検査などが行われます。 近くに脳神経内科がない場合には、脳神経外科を受診されると良いでしょう。
企図振戦 なぜ起こる?
企図振戦は、小脳や、バランスと協調運動をつかさどる脳の部位の損傷によって起こることがあります。
高齢者 手の震え 何科?
神経内科を受診して下さい。 本態性振戦は基本的に悪い病気ではありませんが、見かけがわるいと気になったり、ふるえがひどくて日常生活に不便がある場合は薬による治療を行います。