3歳を過ぎてもよだれが多いと感じるのは、お口を閉じることや唾液の飲み込みがうまくできていないからかもしれません。 成長とともに遊びやものごとに集中すると口が開きっぱなしになってしまい、常に口呼吸の状態でよだれが目立つという、口腔の機能的発達とは別の原因も考えられます。
3歳 よだれが増えた?
3歳頃になると唾液の量はかなり増えてきます。 よだれの量は唾液の分泌量にも関係しますが、唾液を飲み込むという動作がとても影響しているようです。 いずれにせよ、子どものよだれというのはほとんどが生理的なもので、心配の必要はありません。
よだれが出る 5歳?
お子さまの症状から「よだれ」について考えられることは、唾液量の問題よりも、口が開いていることでよだれが生じる可能性が考えられます。 5歳で巨大扁桃腺とアデノイド肥大と診断されているので、このような場合には、口呼吸(鼻ではなく口で呼吸)の習慣が身についていたのではないでしょうか。
赤ちゃん よだれが多い 病気?
一方突然よだれが多くなってきた場合は、口の中の炎症が原因のことがあります。 口内炎・舌炎・咽頭・扁桃腺などであり、これらの痛み刺激が神経を介して唾液の分泌を増加させます。 また口蓋の傷みのために唾液を飲み込めないためよだれが増えることもあります。
よだれが出やすい 病気?
唾液があふれ出る―流涎症~病気や義歯、加齢が影響(鶴見大学歯学部付属病院口腔機能診療科 中川洋一学内教授)~ 口の中にたまった唾液が飲み込む量を超えて口からあふれ出る症状が病的に続く状態を流涎(りゅうぜん)症という。