〈話し手〉 近藤 健二 Kenji Kondo(東京大学医学部附属病院耳鼻咽喉科 准教授). かぜはもっとも身近な病気の一つです。症状は鼻水、鼻づまり、くしゃみをはじめ、の .
鼻風邪 何?
急性鼻炎(鼻かぜ)とはウイルスや細菌、ホコリや粉塵、化学物質などが鼻の粘膜に感染し、急性炎症を起こしている状態です。
鼻声になるのはなぜ?
鼻声というのは鼻がつまったような、鼻にかかったような声になる状態です。 鼻声の原因としては鼻がつまる病気、副鼻腔炎(ふくびくうえん:俗にちくのう症と呼ばれています)やアレルギー性鼻炎や急性鼻炎(ばい菌が鼻の中で悪さをする病気)といったものが考えられます。 鼻かぜや花粉症でもおこります。
鼻水 何日くらい?
それからおよそ12時間以内に、鼻咽頭の粘膜が腫れてきて、あの不快なイガイガしたのどの痛みとなり、同時に、倦怠感や微熱を伴うこともあります。 続いて、鼻水、鼻づまりとなり、さらに咳や痰も出てきます。 これらの症状は2~3日目でピークを迎え、7~10日目になると症状がほぼ改善します。
RSウイルス のどの痛み?
大人もRSウイルスに感染することはありますが、多くは微熱や喉の痛み、鼻水などの軽度な風邪症状があらわれるのみです。 しかし、はじめてRSウイルス感染症にかかった乳幼児などから感染した場合は、大人でもインフルエンザのような高熱や強い喉の痛み、倦怠感、関節痛などの症状があらわれることがあります。