2001年に制度がスタートした際には、「鶏卵」 「牛乳」「小麦」による発症件数が多く、「そば」「落 花生」による重篤な症状も報告され、この5品 目を「特定原材料」として表示を義務づけまし た。 また、そのほか症例19品目を「特定原材料 に準ずるもの」として、表示することが推奨さ れるものと位置づけました。
アレルギー表示 義務化 いつから?
この新法に基づく表示への完全移行までの猶予期間は、2020年3月31日(生鮮食品は、2016年9月30日、加工食品[輸入品を除く]の原料原産地表示は2022年3月31日)です。
アレルギー表示 21品目 いつから?
消費者庁は、9月19日、「食品表示基準について」を一部改正する通知を発出しました。 アレルゲン表示に関して、「アーモンド」を特定原材料に準ずるもの(推奨表示)に追加するという内容であり、これにより、現段階での「特定原材料に準ずるもの」は、21品目となりました。
アレルギー品目の表示義務は?
必ず表示されるアレルギー物質は7品目のみ 容器包装された加工食品で表示が義務づけられているアレルギー物質は、卵、乳、小麦、えび、かに、落花生、そばの7品目のみです(この7品目を特定原材料といいます)。
アレルギー表示 なんのため?
食物アレルギーの表示制度は、食品表示法(平成 25 年法律第 70 号)に基 づく食品表示基準(平成 27 年内閣府令第 10 号)に規定されています。 当該表示制度は、全ての一般消費者に対して情報を提供するものではなく、 食物アレルギー患者の健康危害防止を目的としています。