アトピー性皮膚炎は感染性の病気ではなく、免疫の仕組の一部が変化して発症する病気で、移ることはありません。 遺伝的要因に加えて、環境の悪化精神的な事も要因となっています。
アトピーはどこにできる?
②アトピー性皮膚炎に特徴的な皮疹(湿疹)が認められ、また「体の左右の同じような場所」に湿疹があらわれます。 湿疹は、おでこ、目や口や耳の周り、首、手や足の関節のやわらかい部分にあらわれることが多く、皮膚症状が改善したり悪化したりをくり返すことが特徴です。
脱ステロイド 何も塗らない?
かゆみ止め(ホルモン剤不使用)、炎症抑制作用が強く、アトピーにもよく効く。 脱ステロイド治療の基本は実は「何も肌に塗らないこと」です。 ですから上記脱ステロイド軟膏であっても「いっぱい塗ってください」「ずっと塗ってください」ということではありません。
アトピーは何故肌が乾燥する?
アトピー性皮膚炎の方の皮膚は、バリア機能が弱まり、水分が外へ出てしまっているため、乾燥しています。 乾燥した皮膚は、外部からの刺激物質が侵入しやすくなっています。 皮膚が乾燥していると、外部からの刺激を受け、かゆみを感じます。 そこで掻いてしまうと、新たな傷が生じたり傷口が悪化して、皮膚の状態がさらに悪化します。
アトピー 何歳で治った?
アトピー性皮膚炎は、短期間に症状が改善する場合は少なく、たいていは何ヶ月以上にも渡る長期戦になりますが、適確な治療をすることにより、2~3才までに7~8割は完治します。 治療の骨格はステロイド外用剤及びプロトピック軟膏ですが、適切な使用によって、副作用の出現を防ぐことは可能です。