遺伝が関与するため、発症しやすい犬種がいます。 日本では、柴犬、フレンチブルドッグ、シーズー、ウェストハイランドホワイトテリアなどで多くみられます。 比較的、若いうちに発症します。 はじめはある季節だけ症状が現れますが、年齢を重ねるとともに一年中症状が出てしまうケースがあります。
アトピー性皮膚炎の犬はアレルギーを持っているのでしょうか?
またアトピー性皮膚炎の犬は、食物アレルギーやノミアレルギーであることも多い、という相関関係が報告されています。 —長毛種でも短毛種でも、アレルギー症状に違いはありませんか?
アトピー性皮膚炎は発症しやすい可能性がありますか?
しかし、アトピー性皮膚炎はダニ、ホコリ、汗、ストレスなどによって悪化しやすいため、発症した場合はできるだけ皮膚への刺激を避けて規則正しい生活を送ることが大切です。 また、日頃から保湿を中心としてスキンケアを行う必要があります。
顔のアトピー性皮膚炎と単純性皮膚疹の違いはありますか?
顔や頭、わき、陰部など、皮脂の分泌が活発な場所に現れる病気。カサついて角質が目立つ肌に、赤みのある発疹がみられます。とくに、顔のアトピー性皮膚炎との見分けが難しいことがあります。 単純性痒疹
大人にアトピー性皮膚炎はみられますか?
前述したように、大人にもアトピー性皮膚炎はみられます。 子どもの頃に発症したアトピー性皮膚炎がそのまま続いている場合もありますが、一度治ったのにまた再発する人や、大人になってはじめて発症する人もいます。 皮膚が厚くなる状態(苔癬化)やブツブツが目立つ状態(痒疹)がみられ、かゆみが非常に強くなるため、かき壊して悪化するケースも多くなります。