飼えなくなった犬や猫を保健所に持ち込むと、自治体によって違いますが、多少の手数料で引き取ってくれますし、飼い主への罰則もほぼありません。 中には職員と話をすることなく、郵便物を届けるかのようにボックスに入れて、そのまま立ち去れるところもあるほどです。
犬 保健所 どんなところ?
保健所とは、各市町村に存在しており、主に収容犬の情報や、里親募集は出すけどそれ以上の事(犬のケアや訓練、譲渡会など)はしない施設のことを指します。 保護されている動物たちは、ある一定期間保護すると、各都道府県にある「動物愛護センター」に移されます。
捨て犬 保健所 どうなる?
捨てられた犬は、保健所や動物愛護センターなどに収容されることになります。 そこで数日の間、新たな飼い主が名乗り出てくれるのを待つための保護期間を過ごします。 保護期間中に幸運にも新たな飼い主が現れるケースや、里親探しを行うボランティア団体が引き取るケースもあるでしょう。
ペットショップで売れ残った犬はどうなるのか?
売れ残った多くの子犬は、繁殖業者に引き渡されひたすら繁殖を繰り返す、実験用の動物を扱う業者に売却される、保健所に持ち込まれ処分されるといった運命をたどります。 なかには山林に捨てる悪徳業者もいます。 ただ人気の犬種の場合は、少し大きくなっても売れる見込みがあるので、例外としてペットショップに残る場合もあります。
保健所でなぜ犬を殺すのか?
決して「安楽死」とはいえないような方法で殺処分されている現状です。 捨てられてしまうペットが増えた理由には「飼い主さんが経済的に飼育困難になった」「悪質なブリーダーが繁殖を行いすぎて飼いきれなくなった」「ペットショップが倒産した」が考えられますよ。