鼻(はな)は、動物の器官のひとつで、嗅覚をつかさどる感覚器、そして呼吸をするための呼吸器である。 飲食物はじめにおいを嗅ぐ点で、口の補助的役割も勤める。
鼻の穴 なんのため?
鼻の穴はそれぞれ左右の肺に対応しており、気管に大量の空気が入り込むのを防いで、肺が呼吸するのに適した温度や湿度に調整。 外の冷たい空気が入ってきたときは、鼻甲介の血管が膨張し、そこを通る空気を暖め、乾燥した空気が入ってきたときは粘液が分泌されて空気を湿らします。
どうして犬は鼻がいいのか?
犬はにおいを受け取る場所(嗅上皮)の面積が広く、細胞の数も多いため、人より敏感ににおいを嗅ぎ取ることができるのです。 具体的な上皮の面積は、人間は3〜4㎠であるのに対し、犬は18〜150㎠にもなります。 ●得意なにおい犬がより敏感に嗅ぎ分けられる、得意とするにおいがあります。 それは酢酸と吉草酸(きっそうさん)です。
鼻 何でできている?
鼻背の上3分の1は鼻骨で占められているが、外鼻のそのほかは軟骨でできている。 鼻骨は1対あり、鼻根の基盤となる長方形の薄い骨である。 鼻骨の下縁からは1対の三角形状の扁平(へんぺい)な外側鼻軟骨が続き、外鼻前壁を形成しているが、外鼻孔までは届かない。
鼻の孔 どこ?
鼻孔(びこう、英: nostril、羅: naris)は、脊椎動物の顔面にある開口部である。 元来は感覚器官として発達したが、後に呼吸器官としての役割も持つようになった。 位置は目と口の間に開口するのが一般的である。 通俗的には鼻の穴という。