キーゼルバッハ部位の血管は細くてとてもデリケートなため、鼻のケガなどによる衝撃はもちろん、強く鼻をかむ、指で鼻をほじるなどの刺激や鼻粘膜の乾燥などでも簡単に .
鼻粘膜のただれ?
常に鼻水が出て鼻粘膜が湿っている状態のとき、頻繁に鼻をかんだり、いじったりしていると、粘膜がただれ湿疹ができてしまうのです。 湿疹範囲が狭ければ、自然治癒することも可能ですが、炎症が進んでいるときには抗菌薬の服用やステロイド軟膏を塗ります。 また、鼻水が止まらないときには、抗アレルギー薬の服用など鼻炎治療も行います。
鼻の粘膜はどこ?
鼻前庭から奥の部分は、鼻粘膜(びねんまく)という薄い粘膜でおおわれています。
鼻粘膜 傷つくとどうなる?
鼻の粘膜は大変薄いので、いじったり、鼻をかんだりして粘膜が傷つくだけでも出血することはあります。 また鼻出血と併せて、くしゃみや鼻水が伴うのであれば、アレルギー性鼻炎、副鼻腔炎、鼻かぜの可能性もあります。 出血部位は、鼻の入り口付近1-2cmの「キーゼルバッハ部位」が多いです。
鼻の穴の入り口 ただれ?
鼻前庭湿疹とは? 鼻の入口が荒れて、かさぶたができ、かゆみや刺激がある状態のことです。 湿疹が主ですが、入口より奥にまで荒れがすすんで、潰瘍ができ鼻血がでることがあります。 原因として慢性鼻炎、アレルギー性鼻炎などで常に鼻水がでており湿った状態で、それをこすったり鼻をかんだりする事でただれて湿疹ができます。