鼻腔の内側は粘膜で覆われており、粘膜表面にはごく短い線毛が密生しています。 鼻のなかに入ってきた小さなゴミは、線毛の上の粘液層でとらえられ、線毛の働きでのどに運ばれ、大部分は飲み込まれて排除されます。 また、鼻腔の粘膜は吸い込んだ空気に湿り気と温度を与えて下気道を保護しています。
鼻 どこから粘膜?
鼻前庭から奥の部分は、鼻粘膜(びねんまく)という薄い粘膜でおおわれています。 鼻腔は単なる吹き抜け穴ではなく、複雑な構造をしています。 鼻腔の外側の壁から鼻甲介(びこうかい)と呼ばれる、粘膜でおおわれた骨の隆起が張り出しています。
ハイモア洞どこにある?
上顎体の内部にある大きな空洞。 副鼻腔(ふくびくう)の一つで、鼻の左右両側に位置する。
鼻甲介 どこ?
鼻腔の一番手前には、下鼻甲介という出っ張りがあります。 その後ろに、中鼻甲介があります。 下鼻甲介と中鼻甲介の間の隙間を、中鼻道といいます。
鼻っ柱 どこ?
1 鼻の左右の穴を隔てている部分。 鼻中隔。 2 鼻を隆起させている軟骨。