鼻茸(はなたけ)は、鼻の内側の粘膜が一部ふくらみ、鼻腔内に垂れさがったものです。 キノコのような形をしているためこの名前がついていますが、鼻ポリープとも呼ばれます。 大きいものでは親指大ほどにもなり、また複数できることがあります。
鼻ポリープ どこにできる?
鼻茸(鼻ポリープ)は、副鼻腔炎で主に中鼻道ちゅうびどうにできるものをいいますが、嗅裂きゅうれつにできることもあります。
鼻のポリープって何?
鼻茸(はなたけ)は、鼻の粘膜にできる肉質の増殖性病変で、鼻ポリープとも呼ばれます。 アレルギーや喘息がある人では、鼻茸が比較的よくみられます。 鼻茸による症状には鼻づまりなどがあります。 診断は通常、鼻茸の特徴的な外観に基づいて下されます。
鼻甲介 どこ?
鼻腔の一番手前には、下鼻甲介という出っ張りがあります。 その後ろに、中鼻甲介があります。 下鼻甲介と中鼻甲介の間の隙間を、中鼻道といいます。
鼻孔 どこ?
■鼻腔 鼻腔(びくう)は鼻の穴の中に相当します。 鼻腔の前の入り口を前鼻孔(びこう)、のどにつながるうしろの出口を後鼻孔といい、その中間には下鼻甲介(かびこうかい)、中鼻甲介、上鼻甲介と呼ぶ粘膜のひだが存在します。 この粘膜がはれると空気の通り道を狭くするため、鼻閉(鼻づまり)が生じます。