鼻茸の原因 鼻茸が発生する原因ははっきり分かっていませんが、アレルギーや細菌感染が関わっていると言われています。 アレルギー物質や細菌などによって鼻腔の粘膜が刺激され、好中球や好酸球などの炎症細胞が集まります。 すると、炎症細胞からヒスタミンが分泌し、それがさらに鼻の粘膜を刺激します。
鼻茸ができるとどうなる?
鼻茸(鼻ポリープ)は、放置しておくと大きくなり、鼻症状がひどくなる可能性があります。 早めに受診し、検査と治療を受けることが必要です。 鼻づまりや「匂いがわからない」など、続く鼻症状は治りにくい慢性副鼻腔炎かもしれません。 こうした症状が見られる場合は、早めに病院へ行って相談しましょう。
鼻茸はどこにできるの?
鼻のポリープは、きのこのような形をしているので「鼻茸」という名前がついています。 ポリープのできる主な原因は、ほおの下の骨の洞穴(上顎洞)や、目と鼻の間の洞穴(篩骨洞)などの粘膜が炎症を起こし、ポリープを作り、そのポリープが洞穴との交通路を伝って鼻の気道にでてきて、鼻の道すじを塞ぎ、鼻づまりを起こします。
鼻茸ってどんなもの?
鼻茸(はなたけ)は、鼻の内側の粘膜が一部ふくらみ、鼻腔内に垂れさがったものです。 キノコのような形をしているためこの名前がついていますが、鼻ポリープとも呼ばれます。 大きいものでは親指大ほどにもなり、また複数できることがあります。 そうなると、鼻腔の入口から見えるようになります。
鼻の中にできものができるのはなぜ?
鼻せつができるのは鼻毛を抜いたり、鼻をかみすぎたりして、毛穴の奥や傷口から細菌が入り、炎症を起こすことが原因です。 また、ニキビを潰したり、鼻先の脂を絞ったりすると毛穴から細菌が入って、面疔の原因となります。 原因となる菌は黄色ブドウ球菌と呼ばれる、誰でにでも普通に存在する菌です。