特に、鼻水に血がつく場合は早めに鼻内を内視鏡で観察すべきです。 感冒、鼻茸(鼻ポリープ)や慢性副鼻腔炎やアレルギー性鼻炎、外傷によるものが原因として考えられます。 詳細な問診が大事ですが、鼻内の観察と画像検査も必要となります。 それらの原因により、治療は異なってきます。
鼻水 とは何?
鼻の中に、異物(ウイルスや細菌、埃や花粉など)が入り、鼻の粘膜が炎症を 起こすと、大量の粘液を作り、異物を体の外へ押し出そうとします。 これが鼻水の正体です。 鼻水はネバネバした黄色いものや、透明の水ばななど、見た目や質が異なることがありますが、 この違いは、どんな異物が入ってきたかによって変わります。
鼻水がいつもでる?
アレルギー以外の原因によっても鼻水が続くことがあります。 鼻水が続く病気には、アレルギー性鼻炎のほかに、繰り返す急性鼻炎や鼻副鼻腔炎があります。 一般的には透明な鼻汁であればアレルギー性鼻炎やウイルス性上気道炎(感冒)、黄色や緑色のねばっとした鼻水であれば細菌感染をきっかけとした鼻副鼻腔炎を考えます。
鼻をかむと鼻血が出る どうして?
原因としては物理的な刺激によって鼻粘膜が傷つき血管がやぶれて出血してしまうことが原因のほとんどです。 例えば、『鼻を強くかむ』、『くしゃみを連発する』、『鼻をほじる』、『顔面にボールがあたる』などで鼻の入口に負担がかかることで鼻粘膜が破綻し出血します。 この鼻の入口というのがポイントです。
鼻血 喉に流れる なぜ?
間違った鼻血の止血法 ティッシュペーパー抜くときにまた傷をつけてしまうため、出血しやすくなり、逆効果です。 また、ティッシュペーパーが血液を吸うため、血液が固まるのをかえって邪魔します。 顔を上に向かせると鼻血が喉をつたって食道に流れてしまいます。 血液を飲み込むと、胸やけし、吐き気が起こります。