鼻には取り込んだ空気の温度を調整する機能があり、らーめんを食べた場合は、鼻から入ってきた熱い空気を肺に入る前に緩和して、体の温度を一定に保とうとします。 そのため、らーめんの熱い湯気が鼻の粘膜を刺激して鼻水を出し、温度を下げようとしていると言われているのです。
物を食べると鼻水が出るのはなぜ?
温かい麺類や汁物を食べるときに鼻水が出てくるのは、鼻から入る熱い湯気を冷ましてから肺に送るための防御反応です。 自律神経の働きで、湯気を熱いと感じたときには鼻水を出してその熱を冷まそうとするのです。 この場合、鼻水は、取り込む空気の温度調節をしています。
激辛 鼻水 なぜ?
カプサイシンをとると、強い刺激が口から伝えられ、瞬時に体が副交感神経の働きを高める反射が起きることが知られています(参考6)。 この働きが過剰になると、体の様々な部分で副交感神経が働き、口の中では唾液の分泌が増え、鼻では鼻水を出し、頭皮に汗をかき、涙腺では涙を多く分泌したり、血管が広がって顔が赤みを帯びたりします。
鼻水が出るのはなぜ?
実は、鼻水は体を守るために大切な 働きをしています。 鼻の中に、異物(ウイルスや細菌、埃や花粉など)が入り、鼻の粘膜が炎症を 起こすと、大量の粘液を作り、異物を体の外へ押し出そうとします。 これが鼻水の正体です。
鼻水が止まらないのはなぜ?
発熱がなく、くしゃみと鼻水、そして鼻づまりなどがいつまでも続くような場合は、アレルギーが原因である可能性があります。 これらの症状は、アレルギー性鼻炎の3主徴といわれており、最近アレルギー性鼻炎を患う患者さんがとても増えています。