便秘が続いて腸内の悪玉菌が増加すると、便が腐敗してガスが発生します。 お腹がパンパンに張ったり、臭いおならが出たりする時には、便秘が原因で便やガスがたまっている可能性があります。 便秘で腸内に大量の便やガスが詰まってしまうと、腸管の内圧が上がって痛みを感じることがあります。
便秘になると何故お腹痛い?
腸に溜った便が腐敗すると腸内で有害ガスが発生します。 ガスがお腹に溜まることで、腹部膨満感や下腹部痛となって症状が現れるケースも少なくありません。 また、便が硬くなると排便時に腹痛や下腹部痛を感じることも。 便秘の症状が悪化すると、吐き気を伴う場合もあります。
便秘でお腹が痛い時どうしたらいい?
まず、便秘による腹痛が起きた時は、横になって安静にして、深呼吸をするなどリラックスできるようにします。 湯たんぽや毛布などを使いお腹を温めるとリラックス効果だけでなく、腸の緊張が緩和されるので蠕動(ぜんどう)運動を促す効果も期待できます。 横になれない場合は、座って前かがみになるとお腹の張りが和らぎます。
便秘 胃痛 なぜ?
便秘で「腹痛」を感じることはよくあります。 便秘と言えば、腸の症状だと思われがちですが、腸は胃や十二指腸などの消化器官とつながっているため、便秘で起きる「腹痛」の中には胃痛も含まれます。 特に、みぞおちあたりから上に痛みを感じたり吐き気を感じたりするとき、胃が原因だと感じる方が多いかと思います。
便秘になるのはなぜか?
運動不足、水分不足、食物繊維不足、腹筋力の低下、極端なダイエットなどが誘因に。 副交感神経の過度の興奮によって腸管が緊張しすぎてしまい、便がうまく運ばれずに、ウサギのフンのようなコロコロとした便になるタイプ。 食後に下腹部痛、残便感などの症状があることも。 また便秘と下痢を交互にくり返すことも多い。