便秘体質になってしまう原因 便秘になりやすい体質になる人は、不規則な食生活、便意を見逃している、繊維不足、ダイエットによる極端な少食、ストレスなど精神的な要因、女性やお年寄り、ほかの病気による影響が考えられます。
便秘はなぜ起きるか?
運動不足、水分不足、食物繊維不足、腹筋力の低下、極端なダイエットなどが誘因に。 副交感神経の過度の興奮によって腸管が緊張しすぎてしまい、便がうまく運ばれずに、ウサギのフンのようなコロコロとした便になるタイプ。 食後に下腹部痛、残便感などの症状があることも。 また便秘と下痢を交互にくり返すことも多い。
便秘 放置 どうなる?
「便秘」をそのまま放置しておくと、糞塊(ふんかい;便が腸の中で固まってしまったもの)による腸閉塞や直腸潰瘍、そして虚血性腸炎などの合併症を引き起こすことがあります。
残便感があるのはなぜ?
通常、年齢を重ねるとともに排便に使われる筋肉は衰えていきます。 そのため、便が出にくくなることがあります。 また、更年期を迎えてエストロゲンの分泌量が低下することで自律神経に乱れが生じ、腸の機能が低下することで、便秘や下痢、またそれに伴う残便感があったり、便が細くなることがあると言われています。
なぜ腸が動かない?
最もよくある 原因は、腹膜炎や腹部の手術後に起きる癒着(腸と腹腔壁や、腸同士がくっつく)がもとで、腸管が曲がったりふさがったりするものです。 近年は、進行大腸が んによる大腸イレウスが増加傾向にあります。 まれですが、寄生虫や胆石など外からの異物が、閉塞の原因となることもあります。