食べたものの消化・排便までの時間は24時間が目安ですから。 一般的なうんちの水分量は80%ですが、大腸に長時間とどまっているうんちからは、水分がどんどん吸収されていくので70%以下になり、硬くなってしまいます。 硬くなると余計に腸内で動きにくくなり、どんどん溜まる・・・と悪循環に陥ってしまいます。
便秘を解消するにはどうしたらいいですか?
穀物、いも類、豆類、ひじき、寒天、果物など、食物繊維を豊富に含む食品をしっかり摂りましょう。 また、水分の摂取量が少ないと便が硬くなり、排出しにくくなります。 こまめに水分を摂ることを意識しましょう。 特に、朝、水や牛乳などの水分をコップ1杯摂る習慣をつけると、腸が目覚め、活発に動き出すようになります。
便秘が続くとどうなりますか?
便秘になると便通不良になってお腹が張ってつらいだけではなく、腸にととどまった便が腐敗し、有害物質が発生します。 腸内環境は悪玉菌が優勢になり、腸内フローラのバランスが崩れてしまいます。 また、有害物質が腸壁の毛細血管から吸収され、血液中にめぐって全身に行き渡ります。
便秘になるのはなぜ?
運動不足、水分不足、食物繊維不足、腹筋力の低下、極端なダイエットなどが誘因に。 副交感神経の過度の興奮によって腸管が緊張しすぎてしまい、便がうまく運ばれずに、ウサギのフンのようなコロコロとした便になるタイプ。 食後に下腹部痛、残便感などの症状があることも。 また便秘と下痢を交互にくり返すことも多い。
便秘体質 なぜ?
便秘体質になってしまう原因 便秘になりやすい体質になる人は、不規則な食生活、便意を見逃している、繊維不足、ダイエットによる極端な少食、ストレスなど精神的な要因、女性やお年寄り、ほかの病気による影響が考えられます。