厚生労働省が公表した「不妊治療の実態に関する調査研究」(2020年度)によると、全国の医療機関に尋ねた人工授精の費用は1回平均で約3万円、体外受精は約50万円。 また、同調査の当事者アンケート(20~40代の1,636人)で不妊治療にかかった費用の総額を尋ねると、治療内容によって大きな差がありました。
不妊治療 いくらまでかける?
人工授精・体外受精・顕微授精のいずれかを経験した方に限ると、平均費用は約134万円まで上昇します。 さらに、不妊治療の中でも高額となる高度不妊治療(体外受精・顕微授精)の経験者となると、その治療費の平均は193万円まで上昇(資料1)し、300万円以上かかった方も約6人に1人(16.1%)となりました。
妊活 いくらかかる?
ルナルナ ファミリーを利用したユーザーを対象に、年間での妊活平均費用を聞いてみたところ、29歳以下では3万3,757円だったのに対して、30~34歳では7万9,277円、35歳以上は34万7,336円という結果に。 年齢が高くなるほど費用も高く、35歳を過ぎると20代の10倍以上になっていました。
不妊治療 保険適用 実際いくら?
これまで採卵から移植まで平均は50〜60万円でした。 特定不妊治療の助成金は30万円なので自己負担は20万〜30万円となります。 今回保険適用の場合だと、15万円ほどの自己負担となります。 今回の採卵数や培養数、凍結数などの場合は保険適用のほうが負担額が少ない様に感じます。
不妊治療の初診料はいくら?
初診料は平均2,000~3,000円が一般的です。 初診料に各種検査費用が入るため、10,000円〜20,000円ほど加算されると想定しておくとよいでしょう。