残尿があることで起こりうる症状としては1回排尿量が減少することによる頻尿です。 膀胱容量の半分が残尿となり有効に利用されなければ、排尿回数は単純に2倍になります。 導尿を行うことで残尿を排出することができ頻尿が改善しますが、頻尿の為だけに導尿を行うのは、あまり一般的なことではありません。
残尿 どうしたらいい?
悩ましい「残尿」に、一体どう対処したらいいのだろうか。 何より手軽にできるのは、排尿後、尿路にある尿を出し切ること。 「振る」「絞る」「待つ」などの対策は、誰もが試している手軽な対策のはずだ。 加えて、「ミルキング」も試してみてはいかがだろう。
残尿があるのはなぜ?
残尿とは、排尿後も膀胱内に尿が残る状態をいいます。 前立腺肥大症などによる排尿障害(尿排出障害)が進行すると残尿が発生します。 また、糖尿病、腰部椎間板ヘルニア、子宮がん・直腸がんの手術などで、膀胱を収縮させる神経が障害されると、膀胱がうまく収縮できなくなって排尿障害(尿排出障害)を引き起こし残尿が発生します。
残尿どんな感じ?
残尿感とは、オシッコをした後も「下腹部がすっきりしない感じ」、「オシッコが残っている感じ」があるという症状です。 膀胱に尿が残っている場合もあれば、尿は残っていないのに残尿感を感じる場合もあります。
残尿どれくらいあったら導尿する?
残尿量が 100mL 以上の場合には観察を続け,残尿量 が 400mL を超えた場合には導尿を行う. その後の管理については泌尿器科医に相談を行い,回復すべき患者を見過 ごしてしまったり,回復を阻害したりすることが無いように,患者ごとに適切な排尿管理方法を決定する.