一般的に母乳栄養の赤ちゃんは、便がゆるく、回数が多くなります。 個人差はあり、1日1回から5、6回の子までいろいろです。 下痢の目安は、回数がいつもの倍になったり、いつもより水っぽくなった場合と考えてください。 不機嫌、食欲がない、吐く、熱がある場合には、下痢を伴う病気を疑います。
赤ちゃん いつもよりうんちがゆるい?
新生児の場合、多少便がゆるくても、いつも通り母乳やミルクが飲めていて、体重も順調に増加していて機嫌が良ければ心配ないことがほとんどです。 母乳の赤ちゃんは一般的にミルクの赤ちゃんよりも便が軟らかい傾向にあります。 新生児の便の色やにおいは正常でも様々です。 色は黄色、黄土色、薄緑色、濃い緑色などです。
赤ちゃんのうんちいつまでゆるい?
うんちが固形になる時期は赤ちゃんによって個人差が大きいものの、離乳食が進むと次第にうんちが硬くなっていく傾向があります。 なかには1歳近くなってもゆるい便が続いているという赤ちゃんもいますが、それがふだんの状態であれば下痢ではありません。
赤ちゃんのうんち下痢かどうか?
下痢かどうかを判断するポイントは、ふだんのうんちと比べて明らかにゆるいこと、そして回数が次第に増えてくることです。 また、下痢便は未消化のまま排泄されるので腐敗臭や酸臭をともなうことがあります。 嫌なにおいが鼻をつくときも要注意です。
赤ちゃんのうんちがいつもより臭い?
まだ、母乳やミルクしか飲んでいない赤ちゃんで、大人のウンチのようなにおいがしたら、異臭・悪臭と思ってよいでしょう。 離乳食を開始した後なら、明らかに吐き気を催すような、あるいは鼻をつく腐敗臭、酸臭のときは要注意です。 ほとんどの場合、下痢を伴いますから、このようなときはすぐに受診しましょう。