歯肉炎・歯周炎を含む歯周病の直接的な原因は、歯垢(プラーク)です。 歯垢(プラーク)は生きた細菌の塊で、そのほとんどが酸素の少ない場所を好むため、歯と歯ぐきのすき間(歯周ポケット)に潜んでいます。 この歯垢(プラーク)中の細菌が出す毒素によって、歯ぐきに炎症が起きてしまうのです。
歯周病 どれくらいの人?
65歳未満の成人では概ね15%前後、65歳以上の高齢者では10%強の人が歯周関連の自覚症状を有しています。 歯周病はよく「無自覚のまま進行する」といわれますが、歯周病に関連する自覚症状を感じている人は、決して少なくないことがわかります。
歯周病菌 どこからくるの?
歯周病菌が感染する経路は、唾液です。 歯周病菌に感染したお口の唾液が、入り込むことで歯周病菌に感染します。 唾液が入り込むというと、驚かれるかもしれませんが、唾液が入り込む経路はいろいろあります。