重度になるとさらに状況は悪くなります。 歯を支えている骨は三分の二以上が溶けて、歯周ポケットは非常に深くなり、歯がぐらぐらと動きだし物が食べにくくなります。 歯根に大量の歯石が付き、歯肉は下がり歯根が見えてきます。 また歯肉は赤く腫れていて、歯と歯肉の境目からは膿がでてきます。
歯周病が進むとどうなる?
歯周病を放置しておくと、歯ぐきから出血しやすくなったり、歯ぐきがブヨブヨしてきたり、歯が浮いたように感じるなど、歯ぐきにさまざまな症状が出てきます。 最終的には、歯を支えている骨が溶け、歯が抜けてしまう恐ろしい病気です。
歯周病 治療しないとどうなる?
歯周病の治療を行わず放置した場合には、歯を支える役割のある歯槽骨が吸収され、歯を支えきれなくなり、歯を失う恐れがありますが、歯周病は歯を失うだけではなく、全身の健康までも脅かす恐れのある疾患です。
歯周病 最後はどうなる?
歯周病とは、歯周組織が歯垢(プラーク)に含まれている歯周病菌に感染し、歯肉(歯茎)が腫れたり、出血したりする病気です。 歯周病は、症状が悪化すると、歯周ポケットと呼ばれる隙間が深くなって歯周病菌が骨を溶かし、最終的には歯が抜け落ちてしまいます。
歯周病で死にますか?
「歯磨きを怠けて歯周病になることはわかるけど、まさか死にはしないでしょう? 」と思われるかもしれませんが、実は歯周病が心臓病(心内膜炎、狭心症、心筋梗塞)や脳卒中、肺炎などの全身の病気の発症と関係があることがわかってきました。