陣痛の始まったばかりの頃の痛みは比較的軽く、「生理痛のような痛み」または「お腹をくだしているときのような痛み」と感じる妊婦さんが多いようです。 それが、お産が進み子宮の出口が半分くらい開いてくる頃に痛みは急に強くなり、また痛みを感じる範囲も広がってきます。
陣痛とはどのような痛み?
陣痛の痛みは、「鼻からスイカを出すような痛み」というのが最もポピュラーな表現です。 聞いているだけでも痛そうに感じますが、痛みの感じ方は人それぞれ違います。 「重い生理痛のような鈍痛が続く」と例える人もいるため、はっきりと「こんな痛み」というのは難しいかもしれません。 また、陣痛で痛みをあまり感じない人もいます。
何で陣痛がくるのか?
陣痛とは、ひとことでいうと「赤ちゃんをおなかの外へと生み出すための子宮の筋肉の収縮運動」のことです。 赤ちゃんが出てくる準備が整ったら、ママの意思とは関係なく起こり、痛みが起こっている状態と痛みが止んでいる状態を繰り返します。 子宮の収縮に伴い、おなかの張りや痛みが発生しますが、陣痛には大きく分けて3種類あります。
陣痛の始まりはどんな感じ?
陣痛はどんな痛み? 陣痛は生理痛のような痛みから始まり、段階を経るにしたがってだんだんと痛みが強くなってきます。 次第に赤ちゃんが下がってきて、骨盤が広げられるため、腰や股関節周りが痛くなってきます。 ついに赤ちゃんの頭が出てくるという瞬間の痛みは、「鼻の穴からスイカを出すような痛み」などとも形容されています。
陣痛か出産どっちが痛い?
次に多いのは「痛みを感じなかった」という回答。 多くのママが、「陣痛のほうがつらかった」と回答しています。 どちらにせよ、分娩時の痛みは陣痛ほどではなく、出産後には忘れてしまうほどの痛みの場合が多いようです。