発作が起きたときの対処法フローチャート 発作が起きたらまず、発作の程度をみます。 苦しいが横になれる「小発作」、苦しくて横になれない「中発作」の場合、短時間作用性β2刺激薬を、20分おきに2~3回吸入します。 症状が改善したら、そのまま自宅で療養します。 症状が改善しない場合は、救急対応できる医療機関を受診します。
喘息の時はどうすればいいの?
中発作の場合も、まずは安静にして、薬を使いながら様子をみます。 気管支拡張薬を吸入して30分以内に発作が良くなってくるようなら、そのまま吸入を続けます。 20分おきに3回吸入しても症状が改善しなかったり、悪化していく場合は、迷わず病院を受診してください。
喘息の発作何日続く?
通常は5~7日間です。 吸入ステロイドは、気管支喘息の一番大切なお薬ですが、発作が起こってから開始しても症状が良くなるまでに時間がかかります。
喘息はどうすれば治る?
症状が起こらないようにするには、慢性の気道の炎症をおさえることが重要です。 基本の治療薬は、「吸入ステロイド薬」で、炎症をおさえる効果が高い薬剤です。 最近は、この吸入ステロイド薬と、気道を広げ呼吸を楽にする長時間作用性β 刺激薬が一緒に吸入できる配合剤も使用されることがあります。
喘息は何科に行けばいいの?
「呼吸器内科」または「アレルギー科」へ 気管支喘息は、基本的に呼吸器内科で診療を行います。 また、気管支喘息はアレルギー疾患のひとつでもあり、アレルギーに関する検査を行うこともあるため、アレルギー科でも診療してもらうことができます。