発作は夜寝ている時に起こることが多く、発作が起こる前にはきげんが悪くなるなどの発作のサインがみられます。 お子さんは自分で息苦しさを訴えることができない場合があるので、発作のサインを見逃さず、発作が起きた時には発作を抑える薬を使うなど、あわてずに対処するよう心がけましょう。
喘息発作はいつ起こる?
午前2時から4時ごろは、1日のうちで気道がいちばん不安定な状態になるため、ぜん息発作が起こりやすい時間帯といえます。 同じことが1年単位でもみられ、季節的変動と呼ばれています。 5月から7月と、10月から11月に、発作の回数・程度ともに多くなり、秋の方が若干発作が多くなる傾向があります。
喘息発作を誘発するのはどれか?
喘息の⽅の気道は炎症により敏感になっているため、わずかな刺激でも発作がおこります。 刺激となるもの(誘因)は、ダニやホコリなど吸い込むとアレルギー反応をおこす「アレルゲン」と、タバコの煙などのアレルゲン以外のものがあり、さまざまです。
喘息が出るのはどんな時?
風邪などの場合には昼間でも咳が出るのに対し、ぜんそくの場合は、主に就寝中の夜間や早朝に、激しい咳や息苦しさなどの発作が出ます。 反対に昼間は、ケロッとしていることも。 また発作の時は横になった姿勢より座っているほうが呼吸が楽になるので、咳き込むたびに体を起こしてやり過ごす方も多くみられます。
喘息の発作 どうなる?
気管支喘息の症状 発作が起こっていない時は症状がありませんが、発作が起こると咳や痰が増えたり、ゼイゼイ、ヒューヒュー(喘鳴 ぜんめい)、胸苦しさや歩いた時などに呼吸苦を感じます。 患者さんは実感されていると思いますが、これらの症状は夜間・早朝に悪化します。