ぜん息のもっとも特徴的な症状は、呼吸すると聞こえる「ゼーゼー」「ヒューヒュー」という音(ぜん鳴)です。 「ぜん鳴」があることが、ぜん息診断の大きな手がかりとなります。 このほか、もともとアレルギー体質であった、夜間や早朝にせきがよく出るなどが見られる場合も、ぜん息である確率が高くなります。
喘息かどうか調べるには?
呼吸機能検査(スパイロメトリー) まず息を思いきり吸い込み、次に力いっぱい吐きます。 この時、息を思いっきり吸ったときの肺活量(努力性肺活量)、吐き始めてから吐き終わるまでの時間、吐くスピードを、機械が測定します。 最初の1秒間で吐き出した空気の量を1秒量(FEV1)といい、この値が喘息の重症度の基準となります。
喘息 発作とは どんな感じ?
Q4ぜんそく(喘息)発作の時にはどんな症状が現れますか? 激しいせきや、息を吐く時にゼーゼー、ヒューヒューいうなどの症状がみられます。 息をする時、肋骨(ろっこつ)や鎖骨(さこつ)の上の部分がへこむほど苦しそうな呼吸をすることもあります。
喘息は何日くらいで治りますか?
通常は5~7日間です。 吸入ステロイドは、気管支喘息の一番大切なお薬ですが、発作が起こってから開始しても症状が良くなるまでに時間がかかります。 更に発作時には息が吸いにくくなりますので、お薬がしっかり吸えなくなります。 ですから、発作時のみ吸入ステロイド薬を使用するのは、よくありません。
喘息 検査 何歳から?
ガイドラインでは、子どもの喘息の重症度と年齢によって治療薬の選択が変わってきます。 初めて喘息と診断される年齢や発作が多いのは2歳から5歳なのですが、そのなかでも、年に1~2回風邪をひくとゼーゼーいうけれども、あとは元気、という場合は、間欠型で、その時だけの発作を抑える治療を短期間行うだけで構いません。