ぜんそくの診断は、下記のぜんそくの特徴(※1)にマッチするかを総合的に判断しておこなわれることになっています。 . 特に1、2、3、6が診断において重要です。
喘息かどうかの判断は?
喘息の診断では、問診をきちんと行うことが大切です。 喘息の特徴である発作性の呼吸困難、呼吸するときにゼーゼー、ヒューヒューという音がでる(喘鳴)、胸苦しさ、咳などの症状があるかどうかを確認します。 またすでに喘息と診断されている方であっても、コントロール状態を確認するうえで、問診はとても大切です。20 апр. 2021 г.
喘息はなぜ起きるのか?
どうして症状が起こるの? 喘息(ぜんそく)は、呼吸をするときの空気の通り道(気道)が、アレルギーなど炎症によって敏感になり、けいれんを起こして狭くなることで起こります。
喘息 熱出ますか?
気管支喘息は、気道の慢性炎症を本態とし、臨床症状として変動を持った気道狭窄や咳で特徴づけられる疾患と定義されます。 といっても難しいと思いますので、まず炎症とは?というところから説明します。 炎症は発赤(赤くなる)・熱感(熱をもつ・発熱する)・腫脹(腫れる)、疼痛(痛み)の4つの所見が特徴的な状態です。
喘息発作はどのくらい?
発作は治療によって通常は数分から数時間でおさまりますが、激しい発作が長く続くと危険な状態になる場合もあります。 喘息は、1日のうちで深夜から明け方にかけて強い咳が出たり、温度差のある場所へ移動したときに咳が出たりするのが特徴です。 そういった症状が、長期間続くようなら喘息を疑う必要があります。
喘息の診断のために血液検査は必須ですか?
喘息の診断をするうえで血液検査は必須ではありません。 ただし、喘息以外の病気が隠れていないかをチェックする目的や、喘息の治療薬を決定する目的、どのような物質にアレルギーがあるかを調べる目的などで、採血検査はよく行われます。 採血では様々な項目を調べますが、しばしば調べられる重要なものとしては、血液中好酸球数、血清総IgE 抗体 、 特異的 IgE抗体などがあります。
喘息の可能性はどのくらいですか?
1,000万ppb=1%です。 呼気一酸化窒素検査の結果が37ppb以上であれば、喘息の可能性が高いとされています。 逆に、喘息の治療薬を使用していないときに22ppb以下であれば喘息の可能性が低いとされています。
呼吸機能検査で喘息を診断することはできませんか?
したがって、空気を吐き出す勢いが弱くなってしまい、呼吸機能検査では「閉塞性障害」と呼ばれるタイプの異常が見られることがあります。 ただし、閉塞性障害が無いからといって喘息でないとは言えません。 また閉塞性障害は COPD など他の病気でも見られます。 そのため呼吸機能検査だけで喘息を診断することはできません。 気道可逆性試験とは? 気道可逆性試験は呼吸機能検査に薬を組み合わせる検査です。 空気の通り道を広げる薬を使います。 喘息は空気の通り道が狭くなっている状態です。 また、β2刺激薬という薬で空気の通り道が広がることが特徴です。 このことを気道可逆性と言います。 気道可逆性があれば喘息らしさがより強いと言えます。
喘息以外の病気でないかどうかはありますか?
しかし、喘息以外の病気でないかどうかをチェックするために画像検査はしばしば行われます。 特に高齢の患者さんの喘息を初めて診断する場合などでは他の病気が隠れていることも多いので、画像検査はより多く行われる傾向にあると言えるでしょう。 痰(たん)の検査をすることはあるのか?