先ほど気管支喘息は定義が難しいことを書きましたが、どんな病気にも診断基準というもの . アレルギー原因だと分かった次は、何がアレルゲンなのか確認することで、.
喘息かどうか調べるには?
呼吸機能検査(スパイロメトリー) まず息を思いきり吸い込み、次に力いっぱい吐きます。 この時、息を思いっきり吸ったときの肺活量(努力性肺活量)、吐き始めてから吐き終わるまでの時間、吐くスピードを、機械が測定します。 最初の1秒間で吐き出した空気の量を1秒量(FEV1)といい、この値が喘息の重症度の基準となります。
気管支炎と喘息は同じですか?
喘息は、風邪などの感染症や気候の変化、ハウスダスト、ストレスなどが原因で発症します。 気管支炎は、呼吸の通り道となっている気管支が、原因物質に感染して粘膜が炎症し、咳や痰が出てしまう病気です。
気管支喘息は何科?
気管支喘息は、基本的に呼吸器内科で診療を行います。 また、気管支喘息はアレルギー疾患のひとつでもあり、アレルギーに関する検査を行うこともあるため、アレルギー科でも診療してもらうことができます。
喘息は呼吸器疾患ですか?
呼吸器疾患とは、呼吸に関わる臓器である呼吸器(上気道・気管・気管支・肺など)に起こる疾患の総称です。 代表的な呼吸器疾患には、今回のテーマである気管支喘息のほかに、COPD・かぜ症候群・気管支炎・インフルエンザ・肺がん・副鼻腔炎などがあります。
気管支喘息とはどんな病気ですか?
気道の長引く炎症で気道が狭くなり、咳や息苦しさを繰り返す病気です。 気管支喘息は慢性的に気道に炎症を起こしており、それが引き金となって気道が敏感になって気道が狭くなることで、咳や息苦しさを繰り返す病気です。 本来は我々の体を守るべき好酸球やリンパ球、マスト細胞などといった免疫細胞が、気道をずっと攻撃している状態です。 喘息では、主にIgEという免疫物質が気道を攻撃しています。 こういった自分の免疫が自分自身を攻撃する病気のことを、自己免疫疾患と言います。 分かりやすくいうと、アレルギー疾患ですね。 喘息の病気について詳しく知りたい方は「 喘息ってどんな病気? 喘息の症状とは? 」を一読してみてください。 最近では喘息の手前の咳喘息と言う病気も言われています。
子どもは気管支喘息の診断が難しいですか?
子どもは気管支が弱く、様々な病気が気管支 喘息 発作のような症状を引き起こすため、大人よりも気管支喘息の診断が難しいです。 一般的には呼気性喘鳴 (息を吐くときにヒューヒュー、ゼーゼーいうこと)を伴う苦しい呼吸を繰り返すことが3回以上あった場合は、喘息と診断されます。
喘息は何科で診てもらうことができますか?
では、 喘息 は何科に行けば診療してもらえるものなのでしょうか。 もちろん、呼吸器科が基本になりますが、実は アレルギー 科でも診療してもらうことができます。 喘息はアレルギー疾患の一つでもあります。 さまざまなアレルギーに関する検査が必要になることがあります。 お近くにアレルギー科があれば受診を検討してみましょう。 ちなみに、喘息では熱はほぼ出ないと考えて構いません。
気管支喘息の合併症はありますか?
まれに気管支喘息の合併症として、 気胸 、CO2ナルコーシスなどを起こすこともありますが、それは気管支喘息がかなりひどい場合です。 ただし、発作のときに気胸を合併すると治療は非常に困難になります。