喘息(ぜんそく)は気管支が敏感になり狭くなる発作 「ゼーゼー、ヒューヒュー」といった喘鳴(ぜんめい)や、激しい咳が出る、呼吸が苦しくなるといった症状が、喘息(ぜんそく)の発作です。
喘息かどうかを調べるには?
検査1血液検査 好酸球数 ... 2呼吸機能検査 ぜん息患者さんの気道は、健康な人よりもせまく、空気が通りにくい状態です。 ... 3気道可逆性テスト ... 4呼吸抵抗測定 ... 5喀たん検査 ... 6呼気NO検査 ... 7気道過敏性テスト ... 8胸部X線撮影検査と診断|成人ぜん息(ぜんそく - 独立行政法人環境再生保全機構
喘息はなにか?
医学的に喘息とは、気道の慢性炎症が存在して、気道狭窄症状が良くなったり悪くなったりすること(➊ 気道可逆性)で、ゼーゼー・息切れ・咳・息苦しさなどの症状が変化する(❷反復する自覚症状)病気です。 夜間や早朝に増悪する傾向があります。
喘息は何で痰が出るの?
1−2.喘息の痰の特徴 喘息は、気道とよばれる空気の通り道に炎症が起こっている病気であるため、炎症を起こしている部分から痰の分泌量が増加したり、喉がイガイガするなどの症状が出る場合があります。 喘息の痰は透明であることが多く、黄色く濁ってドロドロしている痰とは性状が異なる場合が多いです。
喘息は慢性の病気ですか?
喘息 は、 糖尿病 や 高血圧 と同じく慢性の病気です。 そのため、自覚症状が出ていても出ていなくても、毎日継続して治療を行う必要があります。 患者さんの自己判断で治療をやめてしまうと、症状が悪化したり発作が起きてしまったりすることがあるからです。
喘息の症状はいつ起こりますか?
1~2ヶ月の薬物治療で治ることが多いとされていますが、大人の約3~4割(子どもではさらに高率)が喘鳴を伴う典型的な喘息(ぜんそく)に移行するという報告があります。 風邪、インフルエンザ、百日咳、マイコプラズマなど、感染症によっても発作性の咳が出ます。
喘息の治療はどのように行われますか?
喘息 の主な治療は、吸入ステロイド薬による治療です。 軽症から重症まで、年齢にかかわらず、吸入ステロイド薬による治療を行います。 継続して治療することにより、ステロイド*が気管支の炎症を鎮め、喘息の症状を出にくくします。 2018年2月現在、各製薬会社からさまざまな吸入ステロイド薬が登場しています。 吸入ステロイド薬は大きく2種類にわかれます。 粉末の薬剤を一気に吸い込む「ドライパウダー」タイプ、機器で霧状にした液剤を吸入する「エアロゾル」タイプです。 患者さんの年齢や状態に合わせ、どの吸入ステロイド薬を使うかが決まります。 吸入ステロイド薬の安全性について、気にされる方もいるかと思います。
子どもの喘息はいつ発症するのですか?
子どもの喘息(ぜんそく)は男子に比較的多く、アレルギーが原因であることがほとんどとされています。 小学校高学年ぐらいから発作がなくなる時期がありますが、20~30歳代に再発することもあります。 大人の喘息(ぜんそく)の6~8割が大人になって初めて発症した人たちで、男女比も変わりません。 子どもの喘息(ぜんそく)に比べ、原因が明確に特定できない場合が多いとされています。 風邪などの感染症が治っても、咳が長期間(発症後8週間以上)続く場合は咳喘息のおそれがあります。 といった違いがあります。 1~2ヶ月の薬物治療で治ることが多いとされていますが、大人の約3~4割(子どもではさらに高率)が喘鳴を伴う典型的な喘息(ぜんそく)に移行するという報告があります。