成猫は何歳まで? 10歳を超えても問題なく不妊手術を成功した子もいますが、5歳以上の猫は、より詳細な術前検査を行った方が安心です。 不妊手術を考えているのであれば、愛猫の体力のある若いうちに手術を行う方がよいでしょう。
猫の避妊手術はどのように予防できますか?
なお、猫の避妊手術は、卵巣と子宮を一緒に摘出する手術が一般的です。 卵巣を摘出することで子宮の病気が発生する可能性も非常に低くはなるのですが、子宮も摘出しておくことで、子宮蓄膿症や子宮内膜症など、万が一の子宮の病気も予防できます。
メスの猫ちゃんの避妊手術は大丈夫ですか?
メスの猫ちゃんの避妊⼿術は、オスの猫ちゃんの去勢手術よりも負担が大きく、手術後は痛みや違和感を感じやすいです。 手術そのものは全身麻酔をしているので何も感じませんが、見知らぬ場所で手術を受けるという体験は恐ろしくて不安も大きいはずです。 帰宅後は、まずは静かな場所で休ませましょう。 それから、手術後の傷口をなめないように、エリザベスカラーや術後服は必ず身に着けるようにします。 避妊手術後の食事はいつからOK? 日帰り手術の場合は、手術当日の食事は控えるように指示があることもあります。 ご褒美をあげたくなってしまいますが、獣医師の指示に従うようにしてください。 食欲がなかったり、嘔吐や下痢の症状があったらすぐに獣医師の診察を受けましょう。
猫が外に出る場合、妊娠してしまうことがありますか?
猫が外に出る場合はもちろんのこと、室内飼育であっても他の猫が侵入したり、逃亡してしまうなど事故的な出来事が原因で、妊娠してしまうことがあります。 猫は交尾の刺激によって排卵するため、交尾をした場合かなりの確率で妊娠をします。 万が一、知らないうちに外で子猫を産んでしまっていた場合には、子猫たちは、地域猫(野良猫)として殺処分の対象となってしまうこともあります。 女の子の猫は、個々に差はありますが、春から夏にかけて年2、3回ほど発情期を迎えます。 その間、高い声で鳴いたり、人や物にさかんに身体をこすりつけて甘えたりなど日常の行動に変化が見られる他、興奮した状態が続く、食欲が落ちるなどの変化が起きます。
猫の妊娠期間はどのくらいですか?
ちなみに猫の妊娠期間は63~65日くらいで、一度に3~5頭の子猫を出産するケースが多いです。 発情中や病気中には、無理にその期間に避妊手術を行うよりは、体調が落ち着くのを待ってから手術を再検討してください。 発情時期には子宮の血流が増えたり、免疫が下がったりしているため、リスクが上がります。 特に理由がない限りは、発情時期を避けて手術を行うことが望ましいです。 避妊手術をしようかなと考えたら、まずはかかりつけの動物病院で相談をしましょう。 いつ手術をするかなどについて詳しく教えてくれるでしょう。 また、手術の日程が近い場合には、その場で術前の検査をすることもあります。 避妊手術の当日は、絶食等の指示事項を必ず守ったうえで動物病院に連れていきましょう。