口すぼめ呼吸は、鼻から息を吸った後、口をすぼめて長く息をはく呼吸法です。 COPDでは呼吸をするたびに肺の中にはき出せない空気がたまって息苦しくなりますが、口をすぼめて息をはくと、気管支の内側に圧力がかかり、呼吸が速くなっても気管支のつぶれを防ぎながら、空気を効率よくはき出すことができます。
COPD 何呼吸?
COPD 患者さんの中には、「胸式呼吸」という、首や肩の筋肉を使った浅くて速い呼吸をしている方が大勢います。 ところが、胸式呼吸は疲れやすく、酸素を取り込む効率が悪くなり、息切れが生じます。 この息切れは、さらに浅くて速い呼吸の原因となり、ますます息切れを強くし、肺の働きを低下させます。
COPD どんな咳?
長引く咳の原因のひとつに慢性閉塞性肺疾患(COPD)があります。 2~3週間以上(数年以上)続く咳で、咳に伴って痰がでるのが特徴ですが、空咳(痰がでない)の場合もあります。 煙草が大きな原因とされていて、階段で息切れがしたり、運動をすると息が続かないなどの症状が出ます。
COPD 酸素投与 なぜ?
酸素を吸うことで血中の酸素濃度が上がり、肺血管が拡張し心臓にかかる負担が少なくなります。 これにより心不全の予防や軽減につながります。 また酸素を吸入することで脳にも酸素がいきわたり、うつ症状や認知機能がよくなります。
COPD は何科を受診?
呼吸器内科 / COPD(肺気腫)