主として小さな土ぼこりや金属の粒などの無機物または鉱物性の粉じんの発 生する環境で仕事をしている方が、その粉じんを長い年月にわたって多量に吸 い込むことで、肺の組織が線維化し、硬くなって弾力性を失ってしまった病気 をじん肺といいます。
間質性肺炎とはどんな病気ですか?
間質性肺炎は、この間質にさまざまな原因による炎症が起こり、壁が厚く硬くなって(線維化)、血液中に酸素が取り込まれにくくなる病気です。 症状としては、歩行やそのほか日常生活の中で身体を動かしているとき(労作時)に感じる息切れ、痰(たん)を伴わないせきなどが現れます。
じん肺 どんな人?
主として小さな土ぼこりや金属の粒などの無機物または鉱物性の粉じんの発生する環境で仕事をしている方が、その粉じんを長い年月にわたって多量に肺に吸い込み、この粉じんを核にして肺が反応し、変化を起こした病気をじん肺といいます。
肺気腫とは どんな病気か?
「肺気腫」とは? 酸素と炭酸ガスの交換を行っている「肺胞」の組織が壊れ、肺にたまった空気を押し出せなくなる病気です。 肺胞と呼吸細気管支が拡張して破壊される疾患で、肺胞と肺胞との間の壁が壊れると、いくつもの肺胞が弾力性を失ったひとつの袋のようになります。
じん肺は何科?
予防には、じん肺の原因となる粉じんを吸い込まないようにすることが大切です。 粉じんを扱う職業に従事している方で、咳や痰などの症状が気になる方は、呼吸器内科を受診しましょう。