肺が傷んで息切れが起こる 肺の中にある肺胞は酸素と二酸化炭素の交換をしています。 COPD では肺胞が壊れて弾力性を失い、また、気管支に炎症が起こり、気管支の内腔が狭くなります。 その結果、空気がうまく吐き出せなくなります。
COPD 肺胞破壊 なぜ?
慢性閉塞性肺疾患(COPD)の別名はタバコ病 タバコの煙は粒子が小さいので肺の奥まで入り込みやすく、特に、ニコチン、タール、一酸化炭素は三大有害物質とも言われており、吸い込むことによって気道や肺が傷つき、炎症を起こしたり、肺胞が破壊されたりする原因となります。
肺胞が破れるとどうなる?
肺胞が破壊された肺は弾力を失った状態になっており、吸い込んだ息をうまく吐き出せなくなる。 この結果、少し動いただけでも息切れするなど、呼吸障害を引き起こす。 肺胞が破壊される原因として挙げられているのが、有害な物質を長期間吸入すること。
COPD 増悪 どうなる?
COPDの急性増悪は生活の質を低下させ、入院をしばしば余儀なくさせます。 さらに、COPDの増悪により肺の機能が落ちると、二酸化炭素を体から排出できなくなります。 こうなると血液中の二酸化炭素が増えてきます。 ひどくなれば意識障害も起こりえます。
肺が弱るとどうなる?
自覚症状は運動時に呼吸が苦しくなったり、慢性的に咳が続くなど。 進行すると息切れなどで着替えや入浴など日常生活にも支障が出るため、老後の生活の質が大幅に低下し、介護の負担増につながることもある。