生活習慣に関わる大腸がんのリスク要因として、運動不足、野菜や果物の摂取不足、肥満、飲酒などが挙げられています。 この20年で大腸がんによる死亡数は1.5倍に拡大していて、生活習慣の欧米化(高脂肪・低繊維食)が関与していると考えられています。
大腸がん どんな人がなりやすい?
増加の背景は、食生活の欧米化に伴う動物性タンパク質や脂肪分の摂りすぎ、運動不足、肥満、喫煙、飲酒などが挙げられます。 また、遺伝的な要因が関係していることもあり、家族性大腸腺腫症1)やリンチ症候群2)の家系の方では、大腸がんになる可能性が高いことが知られています。
なんで大腸がんが増え?
大腸がんは40歳代から増加し始め、高齢になるほど罹患率が上がります。 増加している原因として、食生活の欧米化、肥満、ストレス、飲酒や喫煙などがあると言われています。 とくに女性は、若い頃から便秘に悩む方が多く、腸内環境の悪化が大腸がんのリスクを上げているという報告もあります。
大腸がんってどんな病気?
大腸がんとは大腸表面の粘膜から発生する悪性腫瘍の総称です。 進行するとがんは粘膜表面から大腸壁の奥深くまで進展し、腫瘍のサイズも大きくなるため症状が起こりやすくなります。
なぜ女性に大腸がん?
日本女性に大腸がんが増えた背景には、食生活や生活習慣などライフスタイルの変化があると考えられています。 例えば、食生活。 大腸がんのリスクを高める要因として牛や豚などの赤身肉を多く摂る食生活が、逆にリスクを下げる要因として野菜や果物を多く摂る食生活が指摘されていますが、現代の食生活はともすればハイリスクになりがちです。