結腸の一部を切除しても、大腸の役割である水分の吸収は残った腸でもできるため、後遺症はほとんどありません。 しかし、直腸の一部を切除した場合には、便をためたり、押し出したりする力が損なわれるため、排便の回数の増加などの排便障害が起こります。 6 апр. 2020 г.
大腸切除したらどうなる?
手術で大腸を切除した後は、便の状態がゆるくなるため、排便回数の増加が問題になります。 手術直後は排便回数も頻回ですが、下痢止めを使い排便回数をコントロールしてゆきます(下痢止めが不要な方もおられます)。 ある程度の期間がたつと、1日の排便回数が平均7-8回に落ち着いてきます。
大腸がん放っておくとどうなる?
放っておくと完全に管腔がふさがり、便もガスも出なくなる腸閉塞と呼ばれる状態になります。 直腸がんでは、左側大腸がんとほとんど同様の症状がみられますが、肛門に近いために出血があっても痔と間違えられやすく、放置されることもあります。
大腸がんの症状はどんな症状ですか?
症状としては、血便(便に血が混じる)、下血(腸からの出血により赤または赤黒い便が出る、便の表面に血液が付着する)、下痢と便秘の繰り返し、便が細い、便が残る感じ、おなかが張る、腹痛、貧血、体重減少などがあります。
回盲部 切除 どうなる?
結腸がん手術後に、一時的ですが便がゆるくなったり(軟便)、下痢や便秘などが生じたり、おなかが張ったりすることもあります。 特に回盲部(かいもうぶ)と呼ばれる、小腸と結腸の境目を切除すると、排便回数が増加したり、便秘と下痢をくり返したりすることがわかっています。