ぜん息の治療は、重症度に応じた治療ステップより開始し、コントロールが得られたら治療をステップダウンしていきますが、ぜん息の症状が改善し安定しても、少なくとも3か月は様子をみる必要があります。
喘息はどのくらいで治るのか?
治りますか? 喘息は体質に由来する疾患なので、治ることはありません。 年齢や妊娠の影響で「治った」といえるほど良 くなる方もいますが、10 年くらい落ち着いても風邪などをきっかけに発作が出ることもあるので、治るの ではなく眠っていると考えたほうが良いと思います。
喘息何歳までに治る?
発症は1~2歳が多く、小学校入学までに発症する人が大半。 症状が落ち着くまで平均10年、7割の人が成人までに症状がなくなります。 ぜんそく患者の気道(気管・気管支など空気の通り道)は、常にアレルギー性の炎症を起こしているため表面の粘膜がはがれ落ちて神経が露出し、敏感になっています。
喘息は完治しますか?
1.喘息は完治する? 残念ながら、喘息は今の医学で完治させることは不可能な病気です。 ただし、適切な薬物治療と自己コントロールを継続することができれば、健康な人と変わらない生活を送ることができます。 また、小児喘息の場合、症状の程度によっては寛解(ほとんど症状がでない状態)を目指すことも可能です。
喘息 どのくらい?
重症度は、発作の頻度、強さ、夜間の症状と肺機能検査(ピークフローの値)をもとに喘息症状が週に1回もない時は軽症間欠型、週1回以上は軽症の持続型、毎日ある人は中等症、日常生活に支障ある人は重症と診断します。